このサイトをご覧の皆様はきっとベランダやお庭にピッタリの小さめのひまわりを目指していると思います。
基本は日当たり
ひまわりは日光が大好きな植物。もしも人混みで遠くを見たくなったら背伸びをしませんか?植物も同じように日当たりが悪いと背を伸ばそうとします。小さめに育てたい場合も日当たりは重要です。
少し間引きをして葉に日光がよく当たるようにしましょう。
土
初めて育てる人は市販の培養土を買ってきたかもしれません。培養土は専門のメーカーができるだけ簡単に植物を育てられるように調整しているので基本的にはよく育ちます。
注目してほしいのは”野菜も花も”なのか”花がきれいに”なのかです。野菜も大きく育てる土は草丈も大きくしますのでできれば花に注目した培養土を選びましょう。
何回か使っている土を使う方もいると思います。一度よく乾燥させ、腐葉土、たい肥を漉き込んでおくと元気な土に戻ります。
ボディーソープは弱酸性、飲むならアルカリイオン水なんてテレビCM見たことありませんか?ひまわりは中性~弱酸性を好みます。
酸性度が強い場合は消石灰か苦土石灰で中和します。アルカリ度が強い場合はピートモスで中和します。
どちらを使う場合でも土に混ぜ込んだ後2~3週間なじませてから種を蒔くか苗を植えます。
※注意:消石灰は水と混ざると強いアルカリ性を示します。消石灰に直接触れたり、粉末が目に入らないように気を付けてください。やけどの原因となります。小さなお子様がいるときは大人が作業してください。
肥料の基本
ホームセンターに行くとたくさんの肥料を売っていますね。注目してほしいのは窒素、リン酸、カリウムの割合です。
窒素は主に茎や葉を育てます。リン酸は花を育てます。カリウムは根を育てます。
化成肥料には8-8-8や3-5-5といった3つの数字の並びがどこかにあります。これは窒素、リン酸、カリウムの配合割合を示しています。
花を大きく育てるなら写真のように左よりも真ん中の数字の大きいものを選びましょう。
以下は花に向いたリン酸多めの肥料の例です。